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• 2020.12.15

  日本人の「平成」の食と健康　～平成の食事の変化　第４回　その7～

  青木　博

  あと、カット野菜には「栄養素が全く残らない」、「カット野菜は薬品漬けにされている、添加物が入っている」などのネガティブなイメージがあります。
  
  「栄養素が全く残らない」は、カットして洗浄すると、その工程で野菜に含まれている栄養素が流されてしまうことを指しているようですが、平成21年度日本調理科学会大会で発表された報告では、（続きを読む…）
• 2020.11.15

  日本人の「平成」の食と健康　～平成の食事の変化　第４回　その6～

  青木　博

  一方、野菜の摂取量が目標量の350gには達していませんが、野菜の摂取量が若干でも増えているのは良い傾向です。野菜類の摂取量が増加した背景として、
  
  ①コンビニやスーパーで販売されているカット野菜や1人分の惣菜や中食が認知されてきた。
  
  ②食べきりサイズの商品が売られるようになり、使いやすく食べやすくなった。
  
  ③手軽な価格で、買いやすく利用しやすくなった。
  
  などが考えられます。（続きを読む…）
• 2020.10.15

  処方せんの有効期限

  豊見 敦

  病院や医院で発行される処方せんには有効期限があるのをご存じでしょうか。
  
  処方せんは発行日を含めて4日間が処方せんの有効期間となっており、これを過ぎたものは処方せんとしての効力を失ってしまいます。日曜祝日もこの4日間に含めて数えますので、金曜日に発行された処方せんは月曜日までが期限で、火曜日には期限切れになっているということになります。（続きを読む…）
• 2020.09.15

  高齢者によくみられる浮腫について

  林 恭弘

  回は高齢者によくみられる身体の症状の中から浮腫についてお話しします。
  
  身体中の細胞に酸素や栄養を運ぶため「細胞間質液」という液体が、血管内から細胞の周囲に染み出して広がっていきます。広がった細胞間質液は細胞が出した老廃物等を集めながら再び血管内へと戻っていきます。（続きを読む…）
• 2020.08.15

  日本人の「平成」の食と健康　～平成の食事の変化　第４回　その5～

  青木　博

  菓子類と果物類の購入金額は約2倍です。これを逆転すれば様々なメリットがあります。
  ・摂取エネルギーが減る。バナナ1本は約100kcal程度、大福1個は約200kcal
  ・摂取する脂質と糖質の量が減る。特に動物性脂肪と単純糖質が減り、脂質のとりすぎを防止できる。
  ・食物繊維の量が増えやすい（あんこ類の菓子は食物繊維が多い）
  ・ビタミンやミネラルが多い（続きを読む…）

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