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インフルエンザ流行始まる 都内、昨年に比べ11週早く

東京都は26日、都内で今季のインフルエンザの流行が始まったと発表した。昨年に比べて11週早い。例年は流行開始から5~10週で患者数がピークに達しており、都は注意を呼びかけている。

 都によると、都内419カ所の定点医療機関から報告された16~22日の患者数が、1カ所当たり1・06人となり、流行開始の目安(1・0人)を超えた。

 今季(9月2日以降)に入って、都内でインフルエンザによる幼稚園や小中高校の臨時休業は34校園に上り、前年同時期の8校園から大幅に増加している。

 都は、こまめな手洗いや、せきやくしゃみの症状がある場合はマスクを着けるなどの予防策を示している。【内田幸一】