介護・医療関連ニュース
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名所や祭りにちなみ介護予防 ご当地体操668自治体に
健康・体力づくり事業財団はこのほど、その土地独自のご当地体操を持つ都道府県・市区町村が全体の3分の1に上ることを明らかにした。要介護状態にならないよう予防することを狙いとし、歌詞にその地域の名所や祭りなどを盛り込んだものが多い。全国レベルでご当地体操の実態を調べたのは初めて。
ご当地体操とは自治体が制作、もしくは自治体の体操と認めて普及しているものを指す。2017年11月に全都道府県・市区町村に質問票を送り1584自治体から回答を得た。全自治体の3分の1に当たる668自治体で775のご当地体操があったという。
また、回答した自治体の中から愛知県など9自治体に聞き取りを行い、その特徴などを冊子にまとめた。冊子の巻末にはご当地体操の名称と自治体名の一覧を載せた。
同財団の分析によると、ご当地体操は02年度ごろから増え始め06年度にピークを迎え、09年度ごろから再度増えている。