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認知症疾患医療センター、島根県が「連携型」指定 - 未設置の浜田圏域で(医療介護CBニュース)

島根県は、新たに1施設の認知症疾患医療センターを指定した。医療相談室の設置が義務付けられていない「連携型」の指定は3施設目。二次医療圏域(浜田圏域)でのネットワーク構築や医療者の研修、普及・啓発などを担う。【新井哉】

 認知症疾患医療センターは、鑑別診断や合併症・BPSD(認知症の周辺症状)への急性期対応といった専門的医療の提供に加え、認知症疾患医療連携協議会の組織化、かかりつけ医や認知症サポート医などに対する研修会の実施といった「地域連携機能」の役割を果たしている。

 県が今回指定したのは西川病院(浜田市)。同病院のある浜田圏域には、これまで認知症疾患医療センターがなかった。

 県は県内のネットワークの構築を担う「基幹型」を1施設、精神科の単科病院などの「地域型」を2施設、「連携型」を2施設それぞれ指定済みで、県内の認知症の専門医療提供体制は、今回の指定分を含めて6施設となった。

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