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「地域連携型認知症疾患医療センター」を新たに指定 東京都
日野市内の病院を新たに指定
東京都は、8月1日、新たに「医療法人社団充会 多摩平の森の病院」を、「地域連携型認知症疾患医療センター」として指定したことを発表した。
センターの役割
「認知症疾患医療センター」は、認知症の専門医療相談、鑑別診断、身体合併症と行動・心理症状への対応等を主に行うとともに、認知症の人とその家族が安心して暮らせる地域づくりを進めていく医療機関。
都が指定する同センターは、「地域拠点型」が12施設、「地域連携型」が39施設にのぼる。
「地域拠点型」では、二次保健医療圏の認知症医療の拠点として、認知症疾患医療・介護連携協議会の開催、地域の医療従事者等向け研修会の開催、受診困難者等の訪問支援を行う認知症アウトリーチチームの配置等を実施。
一方、「地域連携型」では、 所在する区市町村における認知症医療・介護連携の推進役として、認知症医療・介護連携の推進、区市町村の認知症施策への協力等を行う。
地域でのサポート体制を構築
この取り組みは、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業で、「ダイバーシティ 政策の柱2 高齢者が安心して暮らせる社会」の一環と位置付けられている。
なお、都では、島しょを除く全区市町村に、医療機関相互や医療と介護の連携の推進役である認知症疾患医療センターの整備を推進中。各地域において認知症の人とその家族を支援する体制を構築したい考えだ。
(画像は東京都のホームページより)
▼外部リンク
東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/
キーワード: 地域