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“差が10度近く”で自律神経に乱れ…『寒暖差アレルギー』に注意 医師に聞いた注意すべきアレ
石川県内は寒気の影響で18日より10度近くも気温が下がりました。こうした寒暖差が引き起こす「アレルギー」に要注意です。
もうすぐ見ごろを終える紅葉。その美しい色は「寒暖の差」がもたらしていると言われています…。
寒気が入り込んだ19日の石川県内、日中の気温は18日と比べて10度近く低下。金沢市内では18日正午に23.1度だったのが、19日正午は12.6度まで下がりました。
紅葉にはありがたい寒暖の差も、人間にとっては“やっかいもの”。暖かいと寒いを頻繁に繰り返すこの時期、かぜ以外にも注意が必要な症状があります。それは『寒暖差アレルギー』。今、その患者数が静かに増えています。
田中妙子医師:
「(寒暖差アレルギーは)医学的には血管運動性鼻炎と言います。温かいラーメンなどを食べると鼻水が出るように、鼻は気温の変化を感知して鼻水を出す働きがありますが、それが敏感になってしまうタイプの鼻炎です」
寒暖差アレルギーは内蔵や血管の働きをコントロールする自律神経の乱れによっておきます。
1日の気温差が10度近くになると、自立神経が乱れてアレルギー症状を引き起こします。
田中医師:
「朝起きがけに寒い部屋に行ったり食事など活動したりすると鼻がぐずぐずしやすい。あまり冷やしすぎないことが大切。冷えが大敵です」
この先、1週間は続きそうなジグザグ気温。新たなアレルギーに要注意です。石川テレビ