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「ナッツを食べるほど寿命が延びる」ハーバード教授が衝撃報告
テレビからネットに雑誌、書籍まで、世の中にはまことしやかな「健康情報」が、日々次から次に流れている。コレを食べると「やせる」「血液さらさらになる」などとテレビで放送されると、翌日にはスーパーからその食品が消えるといったことが繰り返されている。
だが、実際にはその情報の信頼度はバラバラで、何の科学的証拠もないものが「とても健康にいい」と喧伝されていることも少なくない。
では、いったい何を信じればいいのかと思ってしまう人も多いのではないだろうか。
そこで、ハーバードメディカルスクールの教授であり医師としても活躍する著者が、信頼性の高い膨大な研究の網羅的な分析によって明らかになったことを集め、「これだけは間違いなく『いい』と断言できる」という食物・習慣を抽出した。その内容を一冊にまとめたのが『ハーバード医学教授が教える健康の正解』だ。ここでは同書からナッツについて論じた部分を特別に一部を公開する。
■多く食べるほど「寿命」が長くなる
いまやさまざまな研究者が、ナッツとがんとの関連性を調べ始めている。たとえばピスタチオが肺がん予防に何らかの効果があることが、動物実験で確認されている。
実際、全体として見れば、ナッツ摂取に寿命を延ばす効果があることを、多くのエビデンスが示しているように思われる。