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【熊本県感染症情報】インフル注意報、7週連続で維持 引き続き感染予防の徹底を
13~19日の熊本県感染症情報によると、県内80定点医療機関に報告されたインフルエンザの患者数は、前週より245人少ない1034人だった。県健康危機管理課は「依然として注意報レベルにあり、引き続き感染防止を徹底してほしい」と呼び掛けている。
患者数の減少は2週間ぶりだが、1定点当たり12・93人と注意報レベル(同10人)を7週連続で維持。例年は1月中に警報レベル(同30人)に達しており、今季も今後増加する可能性がある。11保健所別では、人吉、天草が特に多い。
ほかに多い感染症(50定点)は、感染性胃腸炎325人(前週比26人減)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎103人(3人減)。
全数報告分では、百日ぜきが6人だった。百日ぜきは激しいせきを伴い、1歳以下の乳児は窒息や肺炎併発などで亡くなることもある。
同課は「予防にはワクチン接種やマスク着用、手洗いが重要」としている。(川崎浩平)