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潜伏期間中も感染か 「感染力やや強まっている」

 

新型コロナウイルスによる肺炎について、中国の衛生当局は、症状が出るまでの潜伏期間にも感染する可能性があるとの見方を示した。

中国 国家衛生健康委員会の会見「(新型コロナウイルスは)潜伏期間中も感染する。これがSARSとの大きな違いだ」

中国衛生当局は26日、新型コロナウイルスについて、潜伏期間はおよそ10日間で、1日から14日までの幅があり「感染力がやや強まっている」との認識を示した。

このウイルスによる肺炎の死者は、中国本土で56人にのぼり、これまでに感染が確認された人は、世界で2,000人を超えている。

こうした中、現在、封鎖状態にある武漢市の市長は、26日夜、これまでに市民ら500万人以上が武漢を離れたと明らかにした。

また、現在、検査結果を待っている患者の中から、今後、1,000人前後の感染が確認がされる可能性があるとしている。

(フジテレビ)