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<インフルエンザの流行が本格化>

国立感染症研究所によると、
2月8日~2月14までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者は、約205万人となり、全国的に本格的な流行となっています。

流行状況を表す1医療機関当たりの患者数を、都道府県別に見ると、
愛知県(58.50)、
沖縄県(50.81)、
埼玉県(49.13)、
福岡県(48.08)、
岐阜県(46.86)、
福井県(46.69)、
千葉県(46.39)、
長崎県(46.21)、
山梨県(45.63)、
神奈川県(45.61)、
の順となっており、43府県で前週の報告数よりも増加がみられています。(全国で警報レベルとなり、日本地図が真っ赤です。)

国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2016年第2週~2016年第6週)ではAH1pdm09の検出割合が多く、次いでB型、AH3亜型の順でした。

※A 型インフルエンザには AH1pdm09 と AH3 の2種類の亜型があり、AH1pdm09 は 2009 年にパンデミック(世界的流行)を起こしたウイルスです。
AH3 は 「香港型」と呼ばれ、1968 年にパンデミックを起こしたウイルスです。

予防としては、人込みを避ける、マスクを着用する、外出後のうがいや手洗いをするなど、が有効です。

今年のインフルエンザは罹患すると厳しいです。
皆様、お気をつけください。

国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html