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脳を活性化するグルタミン酸が豊富。「とろろ昆布」で認知症を防ぐ簡単レシピ
現在、日本では65歳以上の4人に1人が認知症、およびその予備軍(軽度認知障害)といわれている。認知症発症には20年くらい前からの生活習慣、特に食生活が大きく影響しているという。ということは、認知症予防のカギを握るのは「40代からの食生活」だ。そこで、注目したいのが脳を活性化する脳活レシピ。認知症予防になる栄養素や食材を毎日の食卓に生かせる簡単な一品をたくさん知っていると心強い。
今回は、“あえるだけでOKの簡単レシピ”を、料理研究家・管理栄養士の舘野真知子さんに教えてもらった。ご紹介するのは、とろろ昆布を使ったレシピ。
「とろろ昆布の旨味と酢の酸味で減塩します」
とろろ昆布は栄養豊富。薄く削ってあるため、旨味や有効成分が溶け出しやすいのもうれしい。
●<たたききゅうりのとろろ昆布あえ>(2人分)
きゅうり1本は麺棒でたたいてほぐす。ミニトマト4個は半分に切る。ボウルにきゅうり、ミニトマト、塩小さじ1/3、酢小さじ1、ごま油小さじ1を入れてあえる。器に盛りつけ、とろろ昆布2gをのせる。
・脳活ポイントは、とろろ昆布のグルタミン酸。グルタミン酸により、脳が活性化。記憶力や集中力アップの効果が期待されている。
撮影/三木麻奈 料理/舘野真知子 スタイリスト/サイトウレナ 構成・原文/瀬戸由美子