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外国人介護職員支援センター 外国人向け介護福祉士受験準備セミナーをFBに開設
第31回試験の受験案内書類送付に併せて
一般社団法人外国人介護職員支援センターは、2018年7月3日、外国人向けの介護福祉士国家試験受験準備無料オンラインセミナーを、フェイスブック上にて開設した。
この受験準備セミナーは、2019年1月の第31回介護福祉士国家試験の受験案内書類が、7月上旬に各受験予定者へ発送されることに併せて開設されたもの。
日本人と同様に、220分で125問に取り組む
介護福祉士国家試験は第29回より、ふりがな付き問題用紙の配付を希望者に対して行うようになった。この特例措置は、外国人など日本語が不得意な受験者に考慮したもの。しかしこの特例措置以外は、他の日本人と条件は同じであり、合計220分で125問の問題に取り組むこととなる。
外国人介護職員支援センターは、前身の一部であるボランティア団体の時代より、国家試験を目指す外国人のために試験対策などの指導を行ってきた。
こうした取り組みの中で同センターは、手続きのミスにより受験できなかったり、不安を抱えながら受験日まで過ごしたりした外国人が多く存在すると判断。少しでも試験の準備を安心して進められるよう、受験準備のための無料オンラインセミナー開設を決めたという。
川口市の介護スクールが前身
外国人介護職員支援センターは、埼玉県川口市にて事業を展開していた介護スクール『アイ・ヘルパースクール』を前身とする。同スクールでは、外国人でも楽しく学んで資格を取得できる完全通学制のホームヘルパー2級講座や、介護職員初任者研修講座を提供。フィリピン人を中心とする在日外国人を「体当たり」で支援してきた実績を活かす形で、同センターへの発展に至ったという。
同センターは今後も、外国人介護福祉士の誕生を支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
外国人向けの介護福祉士国家試験受験準備の無料オンラインセミナー開設 - 一般社団法人外国人介護職員支援センター
http://caregiverjapan.org/
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