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【健康誌イチオシ特報】目に効く「酢ニンジン」 簡単においしくたくさん食べられる

皆さんは、ニンジンをたくさん食べていますか。ニンジンは健康にとてもいい超優良食材です。発売中の『壮快』(マキノ出版)4月号では、「酢ニンジン」を特集しています。

 ふだんの食事で主役になりづらいニンジンを、簡単においしくたくさん食べられる方法、それが酢ニンジンです。

 さまざまな健康効果を得られますが、特筆すべきは目に対する効能です。漢方医の岡田研吉先生(銀座・研医会診療所)に伺いました。

 ニンジンのβ(ベータ)カロテンは、体内で別名「目のビタミン」といわれるビタミンAに変わります。目が潤い、よく見えるようになります。目の網膜を構成する成分でもあるので、網膜を正常に保つのにも役立ちます。

 また、βカロテンには強い抗酸化作用があるため、全身の血管が若返り、目の毛細血管の血流も改善されます。結果、目の組織の隅々まで酸素と栄養が行き渡ります。

 一方の酢にも血流改善効果があり、特に肝臓の解毒能力を高めます。酢には、ニンジンの栄養の吸収をよくするといった働きもあります。

 それらの複合的な作用によって、ドライアイや眼精疲労、老眼、白内障に有効なのです。高血圧やアトピーの改善、精力や肝機能の向上にまで効果を発揮します。

 酢ニンジンの作り方はとても簡単=別項参照。しかも、酢に漬けた30分後にはおいしく食べられます。

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