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その体や心の不調は「秋バテ」かも? 医師が教える原因や症状、注意したい事とは?
◆記録的猛暑の影響は秋に出る!? 「秋バテ」に要注意!
記録的猛暑が続いた今年の夏。私たちのこれからの体調に影響を及ぼすのか? 及ぼすとしたら、どのようなことに気をつけたら良いのか気になりますよね。
そこで今回、横浜相原病院・院長で精神医療を専門とする吉田 勝明先生に「夏から秋へ移り変わる際に気を付けるべきこと」について話を伺いました。
1:「秋バテ」とは?
(c)Shutterstock.com
これからの時期に気をつけたい「秋バテ」とはどのようなものなのでしょうか。吉田先生は次のように解説。
「『秋バテ』とは、夏が過ぎても『夏バテ』のような症状(体調不良、食欲不振、だるさ等)を発症すること。『夏の疲れ』や『朝と夜の激しい気温差』等が主な原因とされ、猛暑を乗り切り『涼しくなってきたから大丈夫』という油断によってどっと体調を崩してしまうといったケースがあります。
さらに、『秋バテ』の怖いところは、規則正しい生活リズムが崩れたり、夏から秋の季節変化によって自律神経が乱れることにより『季節性のうつ症状』を発症してしまう恐れもあることです。」(吉田先生)