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朝の眠さ・だるさの原因!?翌日に疲れを残しやすい夕食メニュー(ダイヤモンド・オンライン)
1日の始まりに口にする朝食は、ビジネスパーソンの“勝負”を左右するほど、とても重要な役割を担っています。と、言いたいところですが、実際には、もっと前の食事の段階で勝負が決まってしまっているケースが少なくありません。
例えば今日の朝、みなさんのコンディションはいかがでしたか?
「自分なりに十分な睡眠時間を取ったはずなのに、疲れがとれていない」
「飲み物くらいしか口にしたくなかった」
「朝の貴重な時間を使ってまで朝食を用意する気力も体力もなかった」
「家を出るギリギリの時間まで起きることができなかった」
体感は人それぞれかと思いますが、元気にスタートを切れるようなコンディションでなかった場合、無理に朝から勝負メシを食べるよりも、まずは「前夜の過ごし方」を見直すべきかもしれません。
● 夕食はおつまみだけ、 がっつり系飯の人は要注意
遅くまで資料作りをしていて、夕食はデスクでカップスープと栄養補助食品くらいだった。帰ってからビールとおつまみだけを口にしてすぐ寝てしまった。職場に残っていたメンバーで軽く飲みにいってしまった。疲れて味の濃いものを欲してカツカレーを食べた…。いずれも、次の日に疲れを持ち越してしまう過ごし方、つまり、翌日のコンディションを下げてしまう過ごし方です。仕事をしながら口にできるものやおつまみだけで夕食を済ませていたら、栄養不足によって疲労回復が遅れますし、寝る直前の飲酒や高脂肪食の摂取は睡眠の質を下げてしまいます。これでは、翌日のハイパフォーマンスは期待できません。
「自分に合った勝負メシを見つけたい。でも、振り返ると、そもそも寝起きから調子があまりよくない」という方は、夕食の取り方も含めて、どんなふうに前夜を過ごすと朝からコンディションが良くなるのか、ぜひ記録をつけて検証してみてください。
難しく考えることはありません。何時間寝たら快適なのか自分でわかっているように、一度意識すれば、意外と簡単。「同じものを食べたとしても、1時間前倒しにすれば問題なかった」「そばくらい簡単に済ませる方がよかった」「中抜けしてしっかり定食食べてから仕事にとりかかる方が翌日も楽だし終わるのも早かった」など、それぞれに合った答えが見つかると思います。
もしも、時間が遅くなっても家で食べたいということであれば、レトルトの雑炊にさらに卵を落としてみたり、少し味が濃いものが良ければ親子丼にしたり、市販の具だくさんスープに豆腐をトッピングしてタンパク質を増やしたり…というくらいの簡単な調理でもいいと思います。完璧な自炊にこだわって、いたずらに食べる時間が遅くなるよりも、全体のバランスをみて食事をマネジメントすることが大事です。
朝食を食べない理由として、「時間がない」という声をよく耳にします。でも、こうして前夜の過ごし方を見直すことによって回復力が高まり、「時間を作ろうとする気力」が湧くケースは少なくありません。良いコンディションで朝が迎えられるようになったら、それだけでもビジネス面での“勝ち”を引き寄せることになるのではないでしょうか。1/2ページ