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【血圧を下げる新常識】寝るときの質と量、どう確保するかは高血圧改善の重要ポイント コツは生体リズムを正すこと

 塩分をとり過ぎると、血中の塩分濃度を下げるため、血液量が増えて血管壁に圧力がかかり高血圧になりやすい。減塩の大切さが浸透してか、厚労省の2016年「国民健康・栄養調査」では、食塩摂取量の平均値は約10グラムで、10年前から右肩下がりに減少している。ところが、減塩や食事制限を気にしても、なぜか体重が減らず、高血圧の改善もままならない人はいる。その原因のひとつと考えられているのが、睡眠の質と量だ。