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カマンベールチーズがアルツハイマー病への予防に有効・キリン株式会社

キリン株式会社の基盤技術研究所は、小岩井乳業株式会社、国立大学法人東京大学大学院農学生命科学研究科と共同でカマンベールチーズの摂取がアルツハイマー病への予防効果があることを確認し、予防効果のメカニズムを初めて明らかにしたことを発表しました。

 

市販のカマンベールチーズの摂取によるアルツハイマー病への作用を検証した結果、アルツハイマー病のマウスにカマンベールチーズから調製した餌を与えたところ、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの沈着が抑制され、脳内の炎症状態を和らげることが確認されました。

 

また、この予防効果に寄与する有効成分として、「オレイン酸アミド」と「デヒドロエルゴステロール」がカマンベールチーズに含まれていることも発見されました。

「オレイン酸アミド」は、脳内のアミロイドβなどの老廃物を除去する働きがあり、
「デヒドロエルゴステロール」は、脳内の炎症状態を抑制する働きがあります。


キリン株式会社・プレスリリース
http://www.kirin.co.jp/company/news/2015/0312_01.html