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老齢ネコもアルツハイマー病と同じメカニズムで神経細胞が脱落する・東京大学

東京大学は、ペットとして飼育されている老齢ネコの脳にもヒトのアルツハイマー病と同一の病変が形成され、神経細胞が減少することを発見しました。

 

神経原線維変化を構成する蛋白質がヒトのアルツハイマー病と同じタウ蛋白質であり、そして神経原線維変化によって海馬の神経細胞が脱落することを明らかにしました。

 

今後、ネコの脳を研究することで、βアミロイドとタウ蛋白質の関係が明らかにされ、アルツハイマー病の病態解明と治療法開発につながることが期待されています。


東京大学大学院農学生命科学研究科 プレスリリース
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20151210-1.html