用語集

障害の受容

自分が障害を持っているという事実を率直に認め、適切に対応することをいう。医学的には、自分の障害の特質や予後を理解し、心理的には、否定や逃避をせず、社会的には、その限界や効用にあった行動をとうるようになることをいう。
障害の受容は、おおむね、①ショック期、②否認期、③悲嘆や怒りの時期、④適応期、⑤再起期の5段階経て受容にいたる。
この5段階は、必ずしも順を追って再起期までスムーズに進むものではなく、受容に至るまでに相当の過酷なプロセスを経るということを理解しなければならない。