用語集

成年後見制度

介護保険制度の周辺施策の1つ。認知症・知的障害・生鮮生涯などの精神上の障害によって判断能力が不十分な成年者に対して、財産の管理などに関する事務を、本人と成年後見人等が行い、保護・支援を目的とする制度。民法の一部を改正し、2000年に施行された。基本理念は、自己決定の尊重、残存能力の活用、ノーマライゼーションの3つである。この基本理念の下、判断能力などの多様性に応じた、利用しやすい制度とすることが求められている。
また成年後見制度は「法定後見制度」と「任意後見制度」の2つからなっている。