用語集

急性肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)

飛行機のエコノミークラスで旅行すると、急に呼吸困難やショックを起こし、死亡に至るケースがあります。
エコノミークラスを利用すると、長時間狭い椅子に座ったままの状態を強いられることになり、この事により足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができることがあります。
この静脈血栓は飛行機を降りた際の歩行などをきっかけに足の血管から離れ、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を塞いでしまいます。
これが「エコノミークラス症候群」と呼ばれる病気の典型的なケースです。