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ビタミンCの摂取によりアルツハイマー型認知症のリスクを低減。金沢大学が世界初の報告(金沢大学)

金沢大学の山田正仁教授らの研究グループは、ビタミンCを豊富に含む食品を摂取することが、アルツハイマー型認知症のリスクを下げる可能性があることを世界で初めてあきらかにしました。

認知症の強力な遺伝的危険因子であるアポリポタンパクE(アポE)E4保有者は、非保有者に比べてアルツハイマー病発症のリスクが約 3.9 倍になることが報告されています。

また,アポE E4を保有することは、特に女性に強力なアルツハイマー病発症の危険因子であることが知られています。
(研究の詳細は、金沢大学のプレスリリース
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/05/180523.pdf
をご確認下さい。)

今回の研究により、将来、認知機能が低下するリスクが高いアポ E E4 を保有する女性が、ビタミンCを豊富に含む食品を摂取することにより、認知機能の低下リスクを下げる可能性があることを世界で初めて発見しました。
この研究報告により、アルツハイマー病の予防法の開発につながると期待されます。